ジャマイカ学

by ジャマイカの風

Takahiro  Sawada

澤田高宏

法律 ・ 規則

ロブスターとコンクの密漁期

  • 1993年にニュージーランドのオークランドに居たときにPADIのスキューバダイビングのライセンスを取得した。 当時片言の英語しか理解できず、10人いた受講生の中には日本人はいなかった。 しかし、インストラクターの英語が判りやすく - たぶん意識してゆっくりわかりやすく講義してくれていたんだと思う - そればかりか分厚い日本語の教科書を無料で取り寄せてくれたのだ。 結局タンク4本の経験しかないので、20年近く経った今では再講習が必要だろう。 

 

  • 1994年にフィージーに行った時にはシュノーケルでウミガメが見れた。 ジャマイカでもキングストン湾には1970年代はウミガメがいたそうである。 そんな昔であるから別にウミガメを探そうという気はなく、海中の岩陰を覗くと長い触角がいるのである。 水中のロブスターはかなり大きく見え、長めのドライバーで突付き上げるとせいぜい10センチくらいの大きいものであった。 もう10年以上前の事で、当時は毎週海に行っていたのでそれが何月だったのかは憶えていない。

 

  • 日本にも伊勢海老、うに、さざえ、あわびの密漁期があるように、ジャマイカではロブスターは4月1日から6月30日の3ヶ月が密漁期。 たまごを宿しているものと小さいものは通年禁止。 最近(2010年より)密漁被害が深刻で、中米からジャマイカの海域に乗り込んでくるらしい。 水産省 電話923-8811 & 923-7571 の情報では、その3ヶ月は販売も所持もダメということである。 商店の冷凍庫にある在庫も3月中に販売もしくは処分しなさいということなのだ。 マリファナと同じで所持していたら逮捕である。 先日(2011年5月末)、ある中華料理店に内偵が入ってオーナーが逮捕されたらしい。 お客さんとして普通に店に来て、「ロブスターありますか?」 イエスって答えたら数名の警官がなだれこんできて強制連行されたらしい。 ”このロブスターは2月に仕入れたもので領収書もあるし、ほら。” 「全く関係ないですよ、所持していることがダメなの。」 保釈金J$50,000である。 後日裁判ですよって。 かなり厳しいぞ。 まあそこまでしないと摘発できないということなのであろう。 販売ではなく冷蔵庫に保管しているロブスターはOKってなことにしてしまうと現行犯でないと捕まえることができないのだ、たぶん。 魚屋が3月になるとロブスターをうるさいくらいに勧めてくるのはそのためである。

 

  • コンクは原則8月1日から12月31日の5ヶ月であるが、時期が早くなったり延長されたりが多々あるらしい。 コンクの種類は QUEEN CONCHで、北海岸の土産屋などできれいに磨いて販売しているピンク色のでっかい巻貝である。 まあ輸入物の別の種類のコンクでも取り扱い販売は止めておいたほうがよいだろう。 食べてみてこれはQUEEN CONCHであるないはわかるとしても警察はコンクの名前の商品とコンクに見えるもの全て対して逮捕してくると思われる。

 

  • 所持していたら逮捕されるものの代表が、拳銃などの銃器類、マリファナなどの薬物がある。 通常それらを所持していたら自慢げに俺は持っているんだぞって言うことはないが、日頃の言動からそれを窺い知ることはできるのである。 ”シューチュユー” ”撃つぞ” ”普通のタバコは効かないんだ” などである。