ジャマイカ学

by ジャマイカの風

Takahiro  Sawada

澤田高宏

法律 ・ 規則

交通事故の処理

  • 生活文化が異なる、運動神経も異なる、行き先も、車のモデルも異なる車が事故しないのが不思議なこの世界の交通事情において、事故したら謝ったらダメ、とか日本人はすぐ謝るクセがあるから、とよく言われますが、どちらに過失があるにせよ、謝らなくても、加害被害関係なく、相手を気遣うことが重要です。 「大丈夫か?」 「同乗者はいるか? 大丈夫か?」

 

  • ジャマイカ人は話を作るのがうまいですから、自分で事故状況を確認することが重要です。 また、ジャマイカドライバーの50%は事故しても逃げてしまいます。 それを追いかけて捕まえてけじめをつけさすのもありですが、反撃暴行に遭う可能性が非常に高いため考えものです。 ジャマイカ人がよく勘違いするのは、保険会社が己の過失を謝ってくれると思っているところ。 保険会社は、金持っていないテメエのためにちょこっとだけ支援してくれるだけのものだ! 足らん分は自分で払わんかい!!

 

  • ゲットーで事故したら止まることなく、最寄の警察署に駆け込みなさい、と以前書きましたが、やっぱり今でも止まって事故処理なんぞしてると非常に危険だと思います。

 

重体、重傷の場合はここでは挙げません。 加害被害双方の事故処理は下記のような感じです。

  1. 時刻を確認。
  2. 自分、同乗者の状態を調べる。
  3. 相手の状態を調べる。 いきなり殴り掛かってくるおそれもあるので身構えてはおく。
  4. 双方の車の状態を調べる。
  5. 場所の確認。
  6. カメラがあればすぐに撮り、なければスケッチする。
  7. 渋滞になることを考慮して、車を移動する。
  8. 相手が飲酒していないか息を調べる。 ジャマイカで奈良漬け食べたという言い訳はない。
  9. 免許証や保険の書類などを調べる。
  10. 電話番号をもらったらその場ですぐ電話してみる。
  11. 相手が現金で処理しようとしても、相手の明細は取る。
  12. 24時間以内に所轄の警察署にレポートする。 必須です。 当事者双方で出向く必要はありません。 どちらに非があろうが関係ありません。 100%相手に非がある場合でもレポートしに行きます。
  13. 保険の免責額やプレミアム(無事故割引)がなくなることも考えて、保険でカバーするのか、現金で処理するのか仮計算する。
  14. 翌日、相手が大丈夫なのか連絡する。
  15. 非があろうとなかろうと、30日以内に保険会社にもレポートする。

ここから長い長い事故処理保険処理が始まります。