ジャマイカ学

by ジャマイカの風

Takahiro  Sawada

澤田高宏

法律 ・ 規則

飲酒運転

取り締まりは日本のように厳しくないと思うんだ。 捕まったと聞いたことがないんでわからないのだが。

 

  • 日本のJAFみたいなAAという自動車の団体みたいのが2011年6月に小さな催しをしたんだが、あるブースに警察官がGINとRUMが置いてあるんだ。 何かなって入ってみると、アルコール探知器の紹介をしていた。 探知器の販売ではなく、アルコール検問をしているから気をつけろよという案内である。 ジャマイカの基準は35までOK。 GINを少量飲んで3分以内にチェックするとデジタルの値は178。 178マイクログラムだという。 日本では呼気中濃度が0.15ミリグラム=150マイクログラムより酒気帯びで罰金50万円13減点である。 

ジャマイカ警察が携帯しているアルコール探知器のモデルは下記。

http://www.garrettjapan.com/alcohol/le403.htm

 

  • あるデータによると、体重70キロの男性が、
  1. アルコール度数5のビール1本=350mlを飲むと吸気中濃度は100マイクログラム。 30分経つと50マイクロになり、1時間後にはゼロになる。
  2. ビール2本では200マイクロ。 30分で150マイクロ、2時間で100マイクロ。 ゼロになるのは2時間後。
  3. ビール5本では、短時間に5本飲むやつも珍しいのでビールはこれくらいにしておく。
  4. アルコール度数12のワイン1本=120mlでは100マイクロ。 30分後に50マイクロになり1時間後にはゼロになる。 ワイン2本ではビール2本と同じ値。
  5. 度数15の日本酒1合=180mlはビール2本やワイン2本と同じ値。
  6. 日本酒2合では450マイクロ。 1時間後に350. 2時間後に250. ゼロになるのは5時間後。
  7. 度数40のウィスキーやラム1杯=60mlでは200マイクロ。 1時間後に100になり、2時間後にはゼロになる。
  8. ラム2杯ではそれぞれ倍になる。

 

  • 簡易的に飲んだアルコール量を基に呼気中のアルコール濃度を出す算式がある。 『呼気中アルコール濃度(mg/L) =5(飲酒量ml×アルコール濃度%)割ることの(833ml×体重kg)』  この式では体重70キロの人が350mlのビール(5%)を1本飲むと0.15mgと算出される。 体調により変化するし、30分で濃度は半減するため数値は一定しない。

 

  • 個人差もあると思うのでアルコール探知機にはそれぞれ異なる数値が出てくるはずだ。 上記のデータを見ているとジャマイカの35はかなり厳しいような感があるが350の間違いではないだろうか? 2011年6月に交通課で調べたのだが、やはり35マイクログラムと言っている。 上記の算式からは、体重70キロの人がビールをボトル半分(150ml)飲んで30分経ったら35以下になる。 体重70キロの人がビール4.5本(1.57リットル)飲んで30分後には340マイクログラムになる。 警官は、飲んだら乗るなと厳しく言うが、罰則は減点14で裁判所行きのため罰金額は不明。 2,3年免停だでと言っているが実際に体験してみないとわからない。

 

  • ビール1本飲んだだけで免停で裁判所行きだなんてジャマイカではちょっと考えられない。 「一時アルコール検問していたようだが、探知器に問題があるのか、基準値が低すぎるのか、ビール1本でアウトではどうも変だということで、現在は飲酒検問していないらしい」という大学の図書館司書からの情報もある。

 

  • ビール1本で法定基準数値35マイクログラムを超えるから、どうも納得できないので独自に調査していたんだが、単位が違うことを発見。 『100ミリリットル中35マイクログラム』であり、1リットル中では350マイクログラム=0.35ミリグラムということである。 検問で警官が所持しているアルコール探知器は1リットル当たりを探知するので、探知器の数値350までがセーフということである。 それを数値36でアウトと主張する警官と揉めることがあっても、警察車両に搭載されているアルコール探知器で正確に数値を調べて検査結果が350以下であればセーフ。 検査記録をもらって後日裁判では勝てる。 裁判所に行かなくても後日警察署に出向いて、探知器記録・飲酒運転に関する法律条項・探知器の仕様明細の3点セットを提出すれば、ケース無効になると思うのだが。