ジャマイカ学

by ジャマイカの風

Takahiro  Sawada

澤田高宏

Life Style

銀行

  • 日本のように窓口でIDを提示すればすぐ口座が開設できるということはジャマイカではなく、揃えるだけでえらく苦労する様々な書類の提出を要求される。 銀行とは有難い存在だのごとく市民を洗脳してジャマイカの産業界にのさばっている存在である。

 

  • 営業時間は月曜から金曜の8時30分から午後2時30分(3時までのところもある)。 暑い国に導入している、例えば8時から1時。 昼の休憩は1時から3時で店を閉める。 3時から再オープンして5時まで。 ジャマイカの銀行はこのシステムはないゆえ、正午から交替でランチを採り始める。 したがって午後は機能している窓口が少ないため待ちラインが長い。 これはTAX OFFICEも同じことである。

 

  • お客様サポート窓口で処理する口座開設や海外送金など以外の通常の業務は通常の窓口へ並ぶわけだが、番号札をお持ちになってお待ちくださいということはなく、どこまでも長い列に加わらなければならない。 機能している窓口の数にもよるが、自分より前に10人並んでいたら所要10分以上、30人なら30分以上という勘定である。 割り込みはみられない、そんな悪いヤツは銀行には来ない。

 

  • 銀行によってサービス窓口が異なるので、長い列に加わる前に自分が何をしようとしているか総合窓口に伝えること。 1時間並んだあげく、その業務はあっちの窓口に行けと言われたら3日くらい凹むことになりかねない。

 

海外送金は入送金どちらの場合も、その金額に関するインボイスや明細が要る。

  • 海外から送金してもらう場合 : 自分の銀行の明細を送金者に伝える。
  1. 銀行名、 支店名
  2. 銀行の住所
  3. 銀行のSWIFT番号
  4. 口座番号
  5. 口座名
  6. 名義人の住所
  • ジャマイカから海外送金する場合 : アメリカの銀行に送金する場合は、上記の他にABA番号が要る。 日本の銀行に送金する場合は、仲介銀行(その銀行が取引しているアメリカの銀行)の明細とSWIFT番号が必要。

 

  • 海外送金を依頼するジャマイカの銀行にもよるが、送金者の知らぬところで送金手数料が差し引かれて日本の銀行に入金されたりするので要注意。 例えば、NATIONAL COMMERCIAL BANK JAMAICA。 送金手数料J$3,300でUS$1,000を送金すると、日本の銀行に入金されるのは、US$989で、なおかつ日本の銀行で外貨為替手数料として5000円くらい引かれるのである。 ということは相手先には為替80で計算すると74000円くらいしかならないのである。 仲介するアメリカの銀行で手数料US$11が知らないところで勝手に引かれていて、ジャマイカの銀行側でそれを説明する行員はいない。 アメリカの銀行が勝ってにすることであって我関せずのポリシーを貫くのである。 だからお客さん別の銀行に鞍替えするのよ。

 

  • 日本では考えられないのであるが、ジャマイカ国内でN銀行からS銀行への送金や振込みはできない。 N銀行のキングストン支店(例えば)に現金か小切手を持ち込んでN銀行のモンテゴベイ支店には送金・振込みはできる。 しかし、N銀行内でも支店から支店の送金・振込みは3営業日を要するらしい。 これは、「わたしらのシステムはアホですねん。」ということであるので、誰かシステム構築してやれよ~。 このご時世、そんな簡単な処理は5分で完了するんだろうけど、そこはジャマイカ。 3日で処理してやるからありがたく思いなさいってなもんである。 


  • 銀行内のカウンターで出金すると、手数料ジャマイカドル250。 ATMでは50ドル。 カウンター出金で1時間並んだのに行員が、「ATM出金のほうが安いよ。」って言いやがったが、ATMで、もう1時間並べるかよ!。 カウンターでわたしに手間取らせるなよっていうのが本音なんだろうが。 口座を持っていない者が小切手を換金すると450ドルも取られる。 銀行は損しないようになってるんだね。 (金額は2015年9月のもの)